入試問題の出題傾向について

A Trend of Examinations
入試問題の出題傾向

こちらは2022年度入試についての内容です。

令和4年度 入試問題(国語・数学・英語)
各教科50分です。解答方法はマークシート式と記述式の併用です。
各教科の詳細については以下をご覧ください。

◆国語

出題のねらい 中学三年間で培った国語の総合力を測ることがねらいです。
漢字の読み書き、語彙をはじめとした基本的な知識や、文章の内容を読み取る力と、読み取った内容を正しく相手に伝える力の二つを確かめます。
学習の要点 本校の過去入試問題への対応と同時に、公立高校過去入試問題に対する取り組みも肝要です。
教科書を中心とした読解学習と、国語にまつわる周辺知識の精査をすることで、理解度を高めておくことが求められます。
出題傾向 構成は基礎知識を問う問題として、漢字の書き取り・読みがそれぞれ数問、さらにことわざ・慣用句、文法などが出題されます。
また、読解力を問う問題として文章問題が、現代文では評論文1題、思考力・表現力を問う問題として図表を交えた会話文問題1題がそれぞれ出題されます。古典では、主に基礎知識の定着をはかるものとして、歴史的仮名遣いや古語の意味、また、文学史に関するものが出題されます。同時に理解力を問う問題として内容に関するものが出題されます。

◆数学

出題のねらい 高校で学習する数学は、答えが合っているかだけではなく「答えにたどり着くまでの過程」をしっかりと考えられているかが重要となってきます。そこで必要となってくるのが、中学で学習した数学の基礎です。基本的な計算力、グラフや図形を正確に捉える力、問題文から必要な情報を読み取る力等が備わっているかを確認する出題となっています。
学習の要点 計算問題は、基本的な計算を素早くかつ正確に解くことができるようにする必要があります。また、関数・図形・確率においては融合問題も出題されます。教科書を中心に復習することで各単元の基礎を固め、本校や公立高校の過去入試問題等で応用問題に対応できる力を高めておいてください。
出題傾向 数と式の計算問題、方程式、関数(2次関数を含む)、図形(平面・立体)、確率等から出題します。問題の難易度は基本的な問題から、応用問題まで幅広いレベルで出題されます。計算問題においては、複雑な計算でも正確に解く力が問われます。応用問題では、問題文や図から情報を正確に読み取り答えを導き出す力や、「関数と図形」や「図形と確率」などの融合問題に対応できる力が必要となります。

◆英語

出題のねらい 中学校で学習した範囲の理解・定着を測ることがねらいです。
読解問題では、英文をすばやくしっかりと読みこなす力、英文・図表を読み解きその内容をつかむ力、自分で考え答えを導き出す力が求められます。
学習の要点 記述問題も出題されるので、本校の過去問題や教科書に出てくる単語のつづりや文法項目・熟語の復習が対策ポイントとなります。
内容一致文選択や英問英答が必ず出題されるので、長文を読み慣れておく練習が大切です。なお、令和4年度入学試験の出題範囲は、都立高校入試問題に準拠します。
出題傾向 出題構成は、文法・語彙、図表、会話文、長文となっています。文法・語彙問題では中学校でこれまで学んできた各文法項目や単語・熟語を解答させる形式です。図表問題では、図表と英文を読み、その内容を把握し、設問に解答する形式です。会話表現の問題では、基本的な口語表現を理解し、会話の流れを読み取り、その場面に応じた設問に答える形式です。長文では、450語程度の英文を読み、内容一致文選択を含めた設問形式で出題されます。