アントレプレナーシップ教育

2025.10.07

本校では、これからの子供たちが自立して幸せになれるようにするためにはアントレプレナーシップの精神が重要であると考え、東京都が主催しているTIB Studentsの活動に生徒と共に参加しています。文部科学省では、自ら課題を発見し、多様な人々と共に行動を起こして新たな価値を生み出す精神を育てるために、アントレプレナーシップ教育を推進しており、本校では早くからこの活動に注目していました。多くのアントレプレナーや大学の教授が本校で授業を実施して下さり、実際に起業して自分の道を切り開いた生徒もいます。

東京都が主催する「アントレプレナーシップ教育ギャザリングデイ」で登壇した生徒たち
東京都が主催する「アントレプレナーシップ教育ギャザリングデイ」で登壇した生徒たち

TIB Studentsとは、多様な分野で活躍する起業家等との交流を通じて、高校生をはじめとする若者のアントレプレナーシップを育成するためのプログラムで、2025年7月にはアントレプレナーシップ教育を推進している高校の先生方や生徒さんたちと、アントレプレナーシップ教育に関する意見交換会ー「未来を拓く学びと出会い」アントレプレナーシップ教育ギャザリングDAY 2025レポート② ーがあり、本校の生徒と参加しました。生徒も先生もアントレプレナーも生き生きとしていて、年齢や立場を超えて新しい教育を共に研究開発しようという気持ちが伝わりました。AIの時代に人間に必要とされている対人関係能力や、思考力は、このように多様な人々との協働によって向上させることができるのではないかと思います。今後の生徒たちの活躍がとても楽しみです。

この記事を書いたメンバー
今井 朝子
今井 朝子
(株)日立製作所にて研究開発に従事した後、アメリカの企業にて東京大学とイリノイ大学とのVRの国際研究プロジェクトに参加し、アプリケーション開発に従事。その後ユーザビリティーに関するフリーランサーとして多数企業の新規事業提案等に携わる。現在、総務省情報通信審議会専門委員、Salzburg Global Fellow(世界をより良くするために活動しているリーダーのための国際NPO)、Karanga執行役員(社会性と情動の学び、生きる力の学びを広めるために活動している国際アライアンス)群馬県非認知教育専門家委員会委員、SEL Japan 運営メンバーを兼務。

<経歴>
・慶應義塾大学理工学部卒業
・慶應義塾大学大学院理工学研究科物理学専攻 修士課程修了
・イリノイ大学コンピュータサイエンス科 修士課程修了
・東京大学大学院工学系研究科先端学際工学専攻博士課程修了